ひいき
近くに読書好きがいる。
自分はというとある作家さんを贔屓している。大好きな文章を書くから。自分に合うから。すっと入ってくるから。
初めてその人の本を読んだのは中学生の時。なんとなく素敵な表紙を見て夏休みの読書感想文用に借りた。夏っぽくて。
その時はそんなにしっくりきていなかったのだけれど、「なんか好き」ってなってからずっと読んでいる。
大学生の自分はいちばん読んだ気がするし愛がすごかった。今も1ヶ月に1冊くらいは読んでいると思う。追いつけないくらい本が出てくる。うれしい。
その人の「かしらん」ていう表現が好き。大学時代はその方が直木賞本屋大賞受賞して本当に誇らしかった。みんなに自慢したかった。
ただどんな話も書いてしまうから、「おすすめは?」がめちゃくちゃ難しい。未だにわからない。もう贔屓しているので全て好きだし。ジャンルも分けられなくて楽しい。なんでも読ませてくれる。最高。
この土日は読書しよ。